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狼が護る秩父のパワースポット三峯神社

狼が護る秩父のパワースポット三峯神社

 

▼目次

本日もお越しいただき、ありがとうございます。今日は、憑き物落としに霊験があると伝承される、関東の神社のお話です。

その神社がどこかというと、埼玉県秩父市三峰に鎮座する狼信仰の聖地、三峯神社です。

(初稿:2017年6月29日、最終更新:2019年6月15日)

 

不思議な噂がいっぱいの三峯神社

三峯神社は、不思議な噂の絶えない秩父の古い神社。修験道の霊場になっていた時期もあるせいか、今でも強力なパワースポットであるとの噂が絶えず、神秘的な体験を求めて参拝する方も多いようです。

三峯神社で特徴的なのは、何と言ってもお犬さまと呼ばれる狼の姿の御眷属でしょう。御眷属とは、神様のお使いのことで、稲荷神社では白狐などを御眷属としますが、三峯神社を始めとした秩父~東京を含む関東では、ニホンオオカミを神様の使いとする信仰が存在していました。

狼を御眷属とする神社は、三峯神社の他にも武蔵御嶽神社なども挙げられるのですが、私の印象ですと三峯のお犬さま特に男性的で力強く、何事に対しても黙々と取り組む警察犬のような厳しさ、鋭さがあります。

とはいえ私自身はケモノ系につかれたことがないので、憑き物落としの霊場としての効果を、実体験でお伝えすることはできないのですが、この手の話が好きな方は有名な場所であることは間違いありません。

霊能者の方なども通っているとの噂がありますから、魔除け、厄落としの神様として参拝するのにも良い場所であるように思います。

 


三峯神社の観光情報

三峯神社へのアクセス

◆アクセス方法1◆

公共の交通機関でうかがう場合、まず西部鉄道またはJR線の秩父駅へ。

西武秩父駅のバス乗り場5番から、西武バス三峯神社行に乗り継ぎ、1時間半程度。片道運賃はICカード使用の場合927円、現金では930円。

最近、参拝者が増えてきたことを受けて、繁忙期はバスが増発されるようになっていました。

また、1月から2月の三十槌の氷柱の時期は、臨時で三十場停留所にも停車してくれます。

 

◆アクセス方法2◆

秩父鉄道を利用してみたい場合は、秩父駅から秩父鉄道のお花畑駅へ移動し、秩父鉄道の三峰口駅からバスに乗ることもできます。

しかし、アクセス方法1と同じバスに途中から乗車することになるので、座席がない場合はその後1時間程度、立ったままになるかもしれません。

最近は混雑しやすくなっていることもあり、足腰に自身のない方は、バスの始発である西武秩父駅からの乗車をお勧め致します。

 

◆三峯神社の駐車場◆

車を利用する場合、三峯神社の前に秩父市営駐車場あり。ただし、三峯神社へ至る道路は細い一本道なので、繁忙期は渋滞を想定しておいた方が良いです。

 


三峯神社と周辺の見どころ

以下、三峯神社を訪れた時、個人的に感動した場所と一般に人気のある場所を紹介さしあげます。

随身門:江戸時代の初期に建立された後、100年ほど後の1792年に再建されました。特に冬の雪の頃になると、朱色が生えて美しいです。

御仮屋神社:御仮屋とは、三峯神社のご眷属である狼たちのためのお社のこと。境内の奥まった場所にあるので、見落とさないようにご注意ください。毎月19日に御焚上祭が行われているそうですよ。

奥宮遙拝殿:見晴らしが美しい高台。拝殿の先には、妙法ケ岳に鎮座する奥宮がありますので、山登りの余裕がない時はこちらでお参りを。

三峯神社への道中:1月から2月にかけて、三峯神社への道中には三十槌の氷柱という、秩父の観光名物が出現します。

この時期、秩父では寒さが極まり、滝がそのまま凍って山の壁面にくっついてしまうんですね。これが三十槌の氷柱。

三峯神社からは少し距離があるので、車で行くか、氷柱の見ごろに臨時で設けられる三十場バスを利用します。

 


三峯神社のご利益

三峯神社のご利益といえば、お犬様と呼ばれるご眷属の狼に由来するものがほとんど。

日本武尊を助けて山火事を鎮めたという狼たちの伝説に基づき、火難除や盗難除のご利益があるとされて来ました。

鋭い牙を持つ狼は、古今東西で魔除けの力を持つ神聖な存在として崇められており、あらゆる種類の厄除に霊験があると信じられています。

また、ご眷属の活躍が目ざましい神社らしく、ご眷属を借りることもできるそうで、近年は話題になっていますね。

ご眷属拝借についても、基本的なご利益は同様で、盗難除け、厄除けの守護神として神様をお招きする意味があるようです。

狼信仰とは異なるところでは、縁結び祈願に訪れる方もおられるとか。

三峯神社のご祭神が、伊弉諾尊と伊邪那美尊という夫婦の神様なので、これにあやかって良縁祈願の神社ともされているんですね。

縁結びを祈りたい場合、御仮屋に向かう途中の道に、えんむすびの木というご神木があります。

えんむすびの木も、おみくじなどが人気の見どころですので、足を運んでみてはいかがでしょうか。

 


三峯神社・白い気守りのこと

以前、三峯神社には、白い気守りという朔日参りでのみ領分される、限定の御守りが存在しました。

このお守り、フィギュアスケートの浅田選手がお持ちになったことで、勝運などの効果があると有名になったのですが、話題になり過ぎて神社周辺の渋滞が酷くなったため、領分中止となりました。

2018年現在は受けることができませんので、ご注意ください。

なお最近インターネット上で、希少価値のでてきた白い気守が法外な値段で取引されているのを見ることがあります。

これは私見ですが、ほとんどのお守りは本来、一年ごとに神社にお返しするものなのです。

その昔もらったお守りを寝かせておいて、値段が上がったから売るというのは、あまり褒められた行為ではありません。

本来の作法から考えてましも、そうして手に入れたお守りをいつまでも所持することに、疑問を感じるのではないでしょうか。

もし、三峯神社のご加護を本当にいただきたいのであれば、白い気守りにこだわらず、正式参拝やご祈祷を申し込むのが良いのではないかと私は考えますよ。

 


三峯神社のちょっとスピリチュアルな話

ここからは三峯神社に関する、少し不思議な体験談になりますので、スピリチュアルなものが好きな方のみ、お付き合いいただければと思います。

三峯神社はスピリチュアルな分野に興味のある方たちから人気があるようで、実際に狼の姿を目撃したなど、不思議体験が語られることがあります。

これについて、私も自分の感想とスピリチュアルな経験をブログで共有させて頂こうと思います。

 

三峯神社の不思議体験①

私が三峯神社を初めて参拝したとき、まず不思議だなあと感じたのは、神社全体を覆う御神気の強さでした。

京都の上賀茂神社など、厄除けの力が強いとされる神社は、御神気の質がどこか電流や雷に似ている、というのが私の感覚なんですね。

三峯神社の御神気は、上賀茂神社の気を凝縮して更に凍らせたような透明感がありました。

その場にいるだけで、パリパリと電流が走っているような刺激を、頬に受けるくらい特徴的なパワーがあります。

三峯神社が厄除けの神様とされたり、獣憑きを祓う力があると噂されたりする根拠があるとすれば、この電流のような御神気なのかもしれません。

土地のパワーがそのまま、余計なものの侵入を阻む結界になっており、ちょっとしたものなら参拝するだけでもとれると思います。

例えるなら、フィッシュ・スパのようなものでしょうか。

魚のいるプールに浸かり、身体の汚れや角質などを食べてもらうフィッシュ・スパのように、ご眷属のお犬様の力で、抱え込んでいる余計なもの、ネガティブなものを払い落としてくれる場所のように感じました。

 

三峯神社の不思議体験②

また、もしご祈祷などを申し込むことが可能であれば、ぜひ一度、体験していただきたいのが神職さんたちが打つ太鼓の音のパワーです。

私の印象ではありますが、三峯神社の太鼓の音は、霊能力の強い人の打つ柏手に似ているのですね。

手を合わせている最中に、たまたま太鼓が鳴り始める幸運に出くわしたのですが、水鉄砲を打たれたような衝撃が伝わって来て、びっくりした記憶があります。

この太鼓のエネルギーは、境内の御神気よりも更に強く、厄除けの効果はピカイチではないかと思われました。

もしかしたら、浮遊霊なども落としてくれるかもしれません。

 

三峯神社の不思議体験③

三峯神社には、狼の目撃談があると言いますが、実は私も似たような経験をしました。

三峯神社の周辺はうっそうと茂る木々に囲まれているのですが、そこかしこの茂みの向こうに、生き物のざわめく気配があるのです。

ちょうど狼の群れが、待機しながらこちらを見張っているような、緊張感のある気配です。

神社やパワースポットというのは、その土地の性質を色濃く反映しているもので、特にスピリチュアルな感受性の高い人の場合、訪れるだけでも精神や振る舞いに影響を受けることがあります。

それを象徴するように、三峯神社に来るとなぜか、参拝者の皆さまがグループで移動していたのも印象的でした。

御眷属である狼の群れを成す性質が、訪れる人間にも影響を与えているのかなあと感じた出来事でした。

また私の場合ですが、この神社に参拝した後、一時的にとても嗅覚が鋭くなりました。

化学薬品のような臭い、お手洗いなどの不潔な臭いが非常に辛くなりましたし、道の先から人間が来ると体臭で気が付いたり。

これも、三峯神社の神様の力に感化されたのかも?と私なりに感じた不思議体験となりました。

なお、私は残念ながら狼そのものの姿は目撃しなかったのですが、近くの宝登山神社にて耳の長い山犬は見かけましたよ。(これは別に、宝登山神社の参拝記としてまとめます)。

三峯神社では、強いて言えば御仮屋の周辺で、何もいない土壁の一部が参道めがけて飛び散ったり、雪に大きい犬の足跡のようなものが目の端をチラつく、という経験をしました。

私は目で捕らえるのが苦手で、触感・香り・音に不思議な経験が偏っているため、中途半端な体験談となってしまい恐縮です。

三峯神社について語られる不思議体験が、すべて本当かどうかは私にも分かりません。

しかし、お祓いの神様がこの地に宿るのだとすれば、神様はその力のために、常に魔性と向き合っているとも考えることが出来ます。

祓うもの、祓われるべきもの、双方が常に隣り合わせる聖地だからこそ、その光と陰に魅せられる人間も出てくるのかもしれません。

だとすれば、摩訶不思議な噂が絶えない事実は、むしろ三峯神社のご神徳のすばらしさを象徴しているのかもしれませんね。

 

三峯神社をもっと知りたい!という方へ

最後に、三峯神社をもっと知りたい方のために、三峯神社と狼信仰に関する書籍を紹介さしあげますよ。

こちらは初めての一冊にピッタリです。

ビジュアルブックと謳われていますが、ところどころにコラムや解説が挿入されており、三峯神社に関する基本的な知識はもちろん、お参りの作法なども網羅されています。

 

狼信仰を本格的に取り上げた作品で、レビューも高評価。

三峯神社と武蔵御嶽神社を中心に、自らもお犬様信仰をする家で育った女性筆者が、狼信仰の歴史をエッセイ風に綴ります。

武蔵御嶽神社の社務所でも販売されていました。

 

最後は、三峯神社の宮司さまの著作を。

神社で実際にあった不思議な出来事や、ご信徒さんとの思い出、山中の神社で暮らす生活の厳しさに至るまで、三峯神社の裏も表も知ることのできる一冊ですよ。

 

以上、三峯神社の参拝日記でした。

本日も最後までお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました!

 

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カテゴリー: 神社
タグ: 修験道関東