京都市内の厳選パワースポットTOP3
皆様、こんばんは。
パワースポットの話題の続きとして、今回は私が訪れたことのある実在のパワースポットを紹介させていただきます。
日本全国、パワースポットと呼ばれる場所は数あれど、交通の便が良くて力の強い土地といえば、京都であるというのが私の実感。
このため、自分でも何度も足を運んでいることから、自然とこのブログにも、京都の話題が増えてしまいました。
この度、京都ツアーの予定もあることから、実在する京都の最強パワースポットを取り上げたいと思います。
ツアーに参加予定の方も、そうでない方にも、旅の参考となれば幸いですよ。
▼目次
(初稿:2019年10月3日)
最強!京都のパワースポットランキング
以下、私が実際の訪れた京都の土地のうち、飛びぬけて土地のパワーが強かったところ上位3つを厳選しました。
いずれも観光地とは違っているものの、パワースポットとしては超一級。それぞれの簡単な説明も申し上げましょう。
第3位:京都ブライトンホテル
京都の歴史に詳しい方はご存じ、天才陰陽師・安倍晴明の屋敷跡に建っているといわれる、京都ブライトンホテル。
住宅街の中にひっそりと佇む、一見すると普通のホテルなのですが、いざ足を運んでみると近づくにつれて激しい龍脈の存在が感じられました。
はっきり申せば、弘法大師空海ゆかりの東寺、神泉苑などと比べても、土地のパワーだけならば、こちらの方が強いと私は感じます。
私も読者様に教えていただいたのですが、ここには安倍晴明が自分で張った結界が残っているとの噂があるそう。
私自身、体力を回復したくて宿泊したこともあるのですが、実際、霊的にネガティブな要素(邪気とか霊とか)が極めて少ないので、心身の充電には最高でした。
私の実話体験談
以前、ブライトンホテルに宿泊したときのこと。
タブレットPCを部屋の置いておき、数時間後に開いてみたら、様子がおかしい。時計の設定が狂っており、半日近く時間がずれていました。
パワースポットは、特殊な磁気や磁場の流れる地域であることが多く、電子機器に影響が出やすいといわれますよね。
私自身の経験でも、英国の第一級の聖地・ストーンヘンジなどで、カメラの動作異常を経験したことがございます。
イギリス人には怒られそうですが、ブライトンホテルの周辺では、ストーンヘンジ以上に強力な地磁気のようなものが噴き出していると感じました。
タブレットPCの異常は、もしかしたら本当に地理的に特殊な条件のせいかも、と思いましたよ。
パワースポットの楽しみ方
京都府外の方なら、宿泊先として。止まるだけであれば、京都市内のホテルとしては高価な方ではありません。
京都府内の方であれば、喫茶やお食事に利用するのも良いかもしれませんね。ケーキバイキングなどの催しが行われることもあるので、そうしたタイミングに訪れると楽しいのではないでしょうか。
宿泊の場合、少しリッチに楽しめる豪華なお料理プラン、早朝や夜間の寺社拝観付きプランなども、随時に提供されています。
オンライン予約ですと、様々な特典を見つけやすいです。お好みのコースを探してみてくださいね。
第2位:御影神社
御影神社は、八瀬の山奥に鎮座する閑静な神社。通常、ガイドブックにはまず載っていません。
しかしながら、実はこちら京都を代表する古社・上賀茂神社、下鴨神社のご祭神が降臨する聖地といわれているのです。
京都のお祭りといえば、葵祭が挙げられますが、葵祭は行列を出すだけの神事ではありません。
例えば、上賀茂神社では御阿礼(みあれ)神事という秘密のご神事を、葵祭に先駆けて執り行うことになっています。
みあれとは、神様の誕生を指す言葉。御阿礼神事では、今でも人目を避け、まずは御影神社に降臨する神様を、5月に賀茂の社へとお迎えするのだそうですよ。
私の実話体験談
特に不思議体験があった訳ではないものの、印象に残っているのは、私が初めてこちらを訪れた日のこと。地図がなくとも、エネルギーをたどるだけで神社に行けるくらい、パワーが強い場所でした。
昔から、山の上は神様の降臨する場所と信じられてきたといいます。神の降臨する場所とは、こういうものかと納得させられてしまいました。
一説では、この辺は地下に断層が通っている、あるいはレイラインに位置する、ともいわれているそうです。風水的にも特別な条件の聖地といえそうですね。
なお龍脈の強さだけでいえば、御影神社もブライトンホテルも、同等かもしれません。
それでも御影神社を上位にすえたのは、第一に、今でもここが神事の舞台となっているから。更には、自然の真っただ中にあって、生活に根差すケガレが少ないことが挙げられます。
街中にあるブライトンホテルよりも、一般的な意味でのパワースポットらしいパワースポットと感じました。よって、私的なランキングでは御影神社を第2位とします。
パワースポットの楽しみ方
御影神社は、東西に並ぶお社のみの、非常にシンプルな神社です。他の観光的な見どころはないため、せっかくなら近隣の寺社を、一緒に参拝するのがお勧めです。
拝観料が高めですが、桜や紅葉シーズンに公開される瑠璃光院さまも、有名な見どころ。
また、京都市内から公共の交通機関を利用する場合、最寄り駅は叡山電鉄「八瀬」。八瀬駅は、比叡山延暦寺へ向かう時、ケーブルカーへの乗り継ぎ地点ともなります。比叡山巡拝のときに、乗り換えついでにお参りする、というコースもお勧め。
八瀬駅から御影神社へは、徒歩10分程度でアクセス可能でした。
(※御影神社の参道は、舗装などない完全な山道。動きやすい服装をお勧めします。)
第1位:日向大神宮・神田社
堂々の第1位は、京都のお伊勢さん日向大神宮さま。しかし、私がお勧めするのはこちらのご本殿ではなく、現在は末社となっている神田社です。
境内の中をよく見ると、より山の上へと続く小道が。そこから登って山の中まで入ると、神田大神と書かれた石碑が建っています。
こちらにあるのは石碑だけなので、厳密には末社ともいえないかもしれません。しかし、実は日向大神宮の原点は、この神田社にあるともいわれるのですね。
日向大神宮自体は近代になってから、皇祖神への崇敬を込めて整えられた神社です。
京都市内ではさほど古いものではないけれど、それ以前にも、ここには神社があったといわれ、それがこの神田社であったとか。
「神田」の名前のとおり、祀っているのは田の神さま。つまり、稲穂の守護神である稲荷系の神社であったといわれます。
個人的には、清水寺の自主神社(縄文時代起源説あり)と匹敵するほど、古くから信仰を寄せられた場所なんじゃないかなあ、とさえ感じました。
祇園など東山周辺の繁栄を、陰から支える京都最強のパワースポットである、と私は勝手に思っています。
私の実話体験談
実際に足を運んでみると分かるのですが、日向大神宮が鎮座するのは山の斜面。本殿より高い位置に神田社、境内の外、別の高台に伊勢神宮の遙拝所があります。
この伊勢の遙拝所には、隣に発電施設が敷かれています。最初に訪れた時、龍脈があまりにも強いので、空気中に本物の電気が漏れているのではないか、と疑ったほどでした。
(実際は、発電設備を離れ、神田社に近づくほど、エネルギー量が増しました。電気ではないはず。)
日向大神宮さまの龍脈は、2位の御影神社、3位のブライトンホテルと比較しても、倍以上の強さがあると思います。
神田明神の石碑の前まで行くと、聖地としての強さに圧倒されて、跪きたくなるかもしれません。
歴史的には、桓武天皇が平安京遷都の際、都を守護する結界を貼るために経文を埋めたのが、この辺りであったともいわれているそうです。
平安京を守護する呪術は、今も健在なのかもしれませんね。
パワースポットの楽しみ方
日向大神宮さまは、比較的大きな神社。こちらだけ参拝しても、見応えは十分かと存じます。
京都のお伊勢さんともいわれる場所ですから、伊勢系のパワースポットを求めている方には、おそらく相性が良いはずです。
境内外の伊勢の遙拝所からは、京都市を一望できます。平安神宮の大鳥居を眼下に臨むと、いよいよ絶景を感じることができますよ。
ただし神田社は本当に石碑だけなので、ここ自体は敏感な人でなければ、あまり面白くないかもしれません。
霊的な感性のある人、呪術など分かる人なら、きっと感動するでしょう。見える人にこそ、行ってみて欲しいパワースポットです。
こちらも長い石段と自然道を歩くコースになります。
公共の交通機関で行く場合、最寄り駅は地下鉄の蹴上駅。南禅寺、哲学の道などの観光名所からも近い場所です。余力があれば、足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
パワースポットとしてみる京都の特徴
私はよく、京都が好きだと書いて居りますが、一番大きい理由は、土地の気がよいことにあります。もちろん相性もあるでしょうけれども。
あまり信じてもらえない話だと思いますが、私の場合、伊勢や京都へ行くと、体がとても元気になるんですね。だから、心身がくたびれて来たかなあと思ったら、この2カ所を訪れることが、最高の充電方法として定着してしまいました。
パワースポットとして京都を見るとき、特徴的なのは現役の神社仏閣が多いこと。それから、前向きな気持ちで訪れるひとが多いこと。
この2つが挙げられるように思います。
単にエネルギー的に豊かなのではなく、浄化を担う寺社がたくさんある。霊的に清潔な環境を整えるため、必要なものが揃っているのです。
更には観光地であることから、京都にやって来る人は、前向きな心持ちであることが多いのも、エネルギー的な良さに貢献していると思われます。
皆が、楽しみを見つけにやってくる。そのため他のビジネス都市と比べると、競争意識や敵意のような感情が飛び交っていないんですね。
あるいは、階級制度が深く根付いているからこそ、無駄に騒ぐ意識が薄い、という事情もあるかもしれませんが・・・。
いずれにせよ、現代では珍しく、のんびり、能天気でいることが許される土地柄が残っていると思います。それが、心身の充電に向いているパワースポット、京都の特徴ではないでしょうか。
パワースポットで一番よくなること
ここまで読んでみて、自分は特に霊感や直観がすぐれていないという方は、あまり役に立たないかなあ、と感じたかもしれません。
が、私の個人的な意見としては、特別なアンテナなどなくても、土地の影響は出るものではないか、と思っています。
特に、体の中を循環するものとして、ホルモン系統、分泌系、免疫系の健康については、多少敏感な体質なら、誰でも影響がでるんじゃないかな、と。
また、いわゆる霊障のようなトラブルは、すぐに頭痛として現れるように、人体でも見えないものの影響を受けやすいのは、松果体のあたりではないか、と思うのです。
視力が落ちたり、耳鳴りがしたり、自律神経に関する不調などもそうですね。
女性のみなさんは特に、日々ホルモンバランスが動いていくので、変化にはデリケートなもの。都会の喧騒に揉まれてばかりいるというのは、健康上もよくない気がしています。
私の経験から申しますと、自分に合わない土地では、体内の循環が悪くなるようです。
気温とは関係なく冷える土地、汗の出が悪い土地は、もしパワースポットや聖地と呼ばれていたとしても、自分には合わないのかもしれません。長居は無用だと思います。
なお、パワースポットとなる強い土地は、もちろん京都だけではありません。
都内では芝公園・増上寺のあたりや、赤坂でも高さのある土地などは、万人受けするパワースポットであると思います。
ほか関西なら、熊野や伊勢も自然のエネルギー恵まれたパワースポットである、と私は感じておりますよ。
ディープな京都の案内
最後に、ふつうの京都観光とは少し違う、ちょっとディープな京都のガイド本を紹介させていただきます。
京都の魔界はもちろん、歴史案内としても詳しい。文庫本、キンドル版があるので持ち歩きに便利。取り上げる場所は、いずれも地図がなく住所の引用のみですが、情報量はダントツで多いです。
京都の魔界案内だけでなく、土地ごとの怪異譚などをごくシンプルに解説する一冊。大き目&写真が多いので雑誌として楽しめます。浅く広く、京都の歴史のミステリーを知りたい方に。
こちらは前回に引き続き、見える怪談作家・加門七海先生のインタビュー本。今回は加門先生も語り部として登場。陰陽道・呪術の大辞典などの編纂で知られる作家・豊嶋泰國先生と対談しておられます。
京都案内というより、京都を舞台にした対談本なので、おふたりのファン向け。
それでは、本日も最後までお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました!
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初めてコメントいたします。日吉大社を探していて辿り着きました。示唆に富んだ記事をありがとうございます。とても参考になりました。私は普段はヨーロッパ在住ですが、京都に縁があり年に何度か滞在いたします。真弓さんは現在、新しい環境で新しい取り組みをされているとのこと、しばらくはお忙しいでしょうがまた楽しいお話を伺えるのを楽しみにしています。引き続きお体に気をつけてくださいね。