金星の魔王尊が見守る霊場・京都鞍馬寺

本日もお越しくださった皆さま、ありがとうございます。

今回は、私が初めて京都・鞍馬寺の奥の院に参拝できた時のお話を申し上げますよ。

2017年の12月初めのこと。

その秋に襲った超大型台風によって2ヶ月もの間、鞍馬寺奥の院への参道は通行止めでした。

京都には3か月滞在していたのですが、滞在期間が残り2週間となってしまったので、ご縁がなかったかと半ば諦めていた頃でした。

ようやく参拝がかなった鞍馬寺の奥の院はどんな場所であったか、報告差し上げたく存じます。

 

▼目次

(初稿:2017年12月7日、最終更新:2018年11月1日)


鞍馬寺の不思議なパワースポットたち

鞍馬寺の金堂から奥の院を実際に歩いて感じたことは、鞍馬山という地は本当に信仰のための場所なのだなあ、ということでした。

以下、鞍馬寺の見どころを紹介して参りますよ。

1.鞍馬寺本堂前の金剛床

鞍馬寺がパワースポットと噂されるきっかけになったのが、おそらくこの金剛床。

本堂の前に石畳に描かれた、人と宇宙の一体化を表すという曼荼羅です。

鞍馬はレイキ発祥の地でもあるとおり、不思議なエネルギーに溢れているといわれ、この曼荼羅に立って瞑想をする人の行列が出来ていました。

お寺の方にちらりと聞いたところでは、参道を登るだけで鞍馬の霊気に当てられてしまう方もおられるのだとか。

特別な場所であることは、間違いなさそうですね。

 

2.鞍馬寺奥の院魔王殿

金剛床と並びパワースポットと称されるのが、魔王尊が降臨したという奥の院です。

鞍馬における信仰の原点ともいえる場所かもしれませんね。

奥の院は本堂から離れており、木の根道というハイキングコースを辿った先にあります。

山道を30分程度は歩く必要がありますので、参拝を希望する場合、必ず歩きやすい靴で訪れるようにしましょう。

魔王尊というと恐ろしげに聞こえますが、あらゆる魔を調伏する偉大な力を持つ仏様であることから、この名前が付いたといわれているそうですよ。

上記の他、個人的にパワースポットとして推したいのは、本堂奥の経塚、木の根道の大杉権現の2ヶ所です。

(※本記事のトップ画像が、奥の院魔王殿です。)

 

3.鞍馬寺本堂の経塚

鞍馬寺の本堂の敷地内で、一番パワーが充実していたのは、鐘楼奥の経塚でした。

経塚というのは、その名の通り経文を土中に埋めた塚。

鞍馬寺では白い石塔が建てられています。

なお、経塚を建てることは、昔は都の守護をする魔除けの作法とされていたといいます。

平安京に遷都した桓武天皇も、都の四方に経文を埋めることで結界を張ろうとしたそうです。

この鞍馬寺の高台にも、お経を大量に埋めてあると、お寺の方に教えていただきました。

 

4.木の根道の大杉権現

大杉権現は、鞍馬と貴船のちょうど間に位置するお社。

鞍馬山の巨木そのものを祀っています。

山中に鎮座するためか、この地に群生する大樹の生命力が凝縮された場所と感じがしました。

お社の中よりも、特に大きな杉が並んだ手間の空間の方が、より自然の気が溢れています。

木の根道は割と本格的な山歩きコースで、体力的に大変な面もありますが、こちらを参拝後は体が軽くなってしまいました。


鞍馬寺のちょっとスピリチュアルな話

ここからは、私が勝手に申し上げる怪しい話になります。

構わない方だけお付き合いくださいね。

 

<義経の背比べ石>

長年、多くの方がお参りしてきたせいか、背比べ石の近くに行くと、念の力で生まれたパワーのような気が漂っておりました。

パワーストーンなどと呼ばれるように、石というのは特別な力や命が宿ると考えられてきました。

背比べ石に近づいてみると、ご神体として祀られる石のように、体がポカポカとしてきます。

義経に対する参拝者の思いが、石に宿ったのかもしれません。

背比べ石の横にはお社があり、義経その人が祀られています。

背比べ石の高さ等から、義経は非常に小柄だったのでは?といわれているそうですね。

こちらにアンテナを合わせて感じたのは、「長らく鞍馬に世話になったなあ。」という義経らしき、心の声でした。

義経は、単に奥州に向かう時だけこの石と背比べをしたのではなく、はじめて鞍馬に来たころから、何回も石と背比べをしていたのではないでしょうか。

そして、いよいよ鞍馬を去る最後の日にまた背比べをして、ずいぶん身長が伸びたことを実感し、鞍馬で過ごした年月に思いを馳せたのかな、と私は感じましたよ。

 

<鞍馬寺とデジャヴ?>

今回の奥の院参拝をもって、無事に鞍馬の全てのお堂をお参りすることができました。

せっかくでしたので、改めて御朱印を頂こうと思い立ち本堂の納経所へ向かったところ、少し不思議なことがあったんです。

御朱印を担当してくださったお寺の方が、私の顔を見て、見覚えがあると仰るんですよ。

確かに、鞍馬寺の本堂にお参りしたのは、これが三度目。

ただし、御朱印をいただいたのは二回目で、前回は隣の窓口の女性からいただいたのです。

今回、担当してくださったお祖父様は初対面でした。

不思議がる私に構わず、お祖父様はお正月のお参りを進めてくださいます。

いわく、鞍馬寺では1月15日まで初詣としてのお参りができるそうで「ぜひ来なさい。」とのこと。

この時は年明けの予定を決めていなかったので、何ともお約束はできなかったのですが、思い出に残る体験となりました。

すべておまかせ ~京都・鞍馬寺94歳女性貫主が教える あるがままの生かされ方~

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最近になり、鞍馬寺の貫主さまが本を出版されました。
鞍馬寺で定期的に開かれている法話の会の総集編といった内容です。
鞍馬の訓えに触れてみたい方は是非。


神社仏閣は相性に囚われず

初詣を薦めていただいたことは、単に人違いと言ってしまえば、そうなのかもしれません。

しかし、三度目の正直で奥の院に参拝できたこのタイミングで、このようにお声をかけていただいた巡り合わせが、私としては何とも嬉しく感じました。

実は、奥の院への参拝が叶わなかった2ヶ月間、私なりにご縁をいただくための努力はしておりました。

鞍馬寺の歴史や信仰について、本を読むなどして、自分からも神仏にお近づきになるための行動を取ったんですね。

日本には神社仏閣がたくさんありますが、そこに宿る神仏の個性も様々です。

鞍馬寺は、特に純粋な信仰心があるお寺なので、私のように観光気分の抜けない者は、はねられても仕方ないかな、と最初は思っていました。

けれど、奥の院参拝の機会を得たことで、どうにか願いが届いたかなという充足感がありました。

この時の鞍馬寺は、台風3つに浄化され、2ヶ月半も人の通行が差し止められた後の状態。

見方を変えれば、本当の浄域に戻ったばかりの鞍馬寺を見せていただけたのかな、とも思いました。

神社仏閣には相性があるといわれることがあります。

どこに行ってもトントン拍子に受け入れてもらえるとは限りません。

少し不安なことがあると、神社仏閣に歓迎されなかったとか、自分はあまり愛されていないのだ、と信じている方もおられます。

でも、ただの一度訪れただけで、本当の相性が分かるものでしょうか。

神仏との出会いは本当にご縁ではありますが、もしかするとあなたが本気かどうかを、神様が試しているのかもしれません。

誠意を尽くして臨むことで、神仏も応えてくれるのかもしれない、と私は鞍馬寺での経験から感じましたよ。


鞍馬寺の基本情報

アクセス:

出町柳駅から叡山電車鞍馬行きにて30分強、終点・鞍馬駅下車(大人片道420円)。

そこからは山道を登りますが、中腹までならケーブルカーもあります(大人片道200円)。

それでも本堂前の石段は避けられないので、健脚向けコースです。

 

入山料:

愛山費として300円。

以上、鞍馬寺公式HPでも確認可能。

 

鞍馬寺から貴船神社へのハイキング:

鞍馬寺の本堂から貴船側の出口まで、所要時間は1時間程度。

ハイキングの順番は、一般的には鞍馬寺から貴船神社へと巡ります。

これは作法というより、足腰の負担が少ない回り方なのだそうです。

道中にお手洗いやお休みどころは無く、舗装されていない山道が続くばかりですから、そのつもりで臨みましょう。

夏場なであれば、飲み水くらいは持参した方が良いかもしれません。

藪の中ではないので、普通の服装でも通れないことはありません。

露出の少ない服、スニーカー程度があれば十分で、専用の装備までは不要でした。

 

お得なチケット:

貴船鞍馬1dayチケットなど、京阪線の一日フリー乗車券が充実しているエリアです。

特に鞍馬温泉を利用する場合は大変お得。

京阪線なら乗降自由で、帰路に下鴨神社(出町柳駅)、祇園(四条京阪駅)などへもアクセスできます。

 

周辺情報:

鞍馬駅側の門前に、お食事処が数件あります。

地元の人には、「心天狗」さんというお店が人気とうかがいました。

ランチにはお蕎麦・おにぎりなどのお食事メニューがあるほか、コーヒーやおまんじゅうなどカフェとしても利用できます。

お食事はすべて自然派の素材を使用し、昔ながらの素朴な方法で調理しているので、食べても胃が重くならないと、合席した常連の女性が絶賛しておられました。

小さいながら、お土産売り場もあり。

お店の方が大変親切なのも嬉しく、私は鞍馬といえばここに寄ります。

 

本日も最後までお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました!

 

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