9月・10月の寺社ツアー情報【成田山新勝寺コース追加】
皆様、こんばんは。本日は、久しぶりに新しい寺社ツアーの告知をさせていただきます。
この度、新たに成田山新勝寺のガイドツアーを実施いたしますよ。詳細は、下記をご覧くださいませ。
▼目次
成田山新勝寺ツアー開催の概要
開催日:
- 2019年9月28日(土)
- 2019年10月9日(水)、13日(日)
※28日はお不動様のご縁日にあたります。
開始時間:
13時00分開始~15時30分頃終了
参加費:4,000円(大人1名)
条件:小雨決行、雨天中止
申し込み方法:下記のフォームに必要事項を入力のうえ、送信してください。
⇒申込みフォーム(パソコン向け)
⇒申込みフォーム(スマートフォン向け)
なお、初めての方は以下の利用規約をご一読いただけますようお願い申し上げます。
関連ページ:千葉県【成田山新勝寺】ツアー概要
ツアーの楽しみ方
こちらのツアーは現地ガイドのみとなり、お食事や送迎などはお付けしておりませんので、ご注意ください。
ガイド時間2時間程度、30分程度の自由時間の後、皆で15時のお護摩に参列したいと思っています。
ツアーの終了後、ご希望の方のみ参道のお店にてティータイムとする予定です。(ティータイム参加の場合、別途ご自分の飲食代がかかりますのでご注意ください。)
お茶なしで解散する場合は15時半終了、お茶をする場合の最終解散は16時半頃を見込んでおります。
ツアーを十分に満喫していただくため、例えば次のような利用の仕方ができるかと存じます。
<1日のプラン例>
- 12時頃:成田到着、自分の好きなお店でランチ。参道で食べ歩き、お土産の下見など(成田の名物はうなぎ、羊羹などです。)
- 13時:集合場所へ、ツアー開始。
- 14時半:自由時間(30分程度)――15時のお護摩に申し込み。おみくじ、お守り、御朱印などの拝受。
- 15時前:本堂に集合。護摩法要に参列。(参列を希望しない方は、引き続き個人での諸堂参拝、御朱印の申し込みなどを続けていただいて構いません。)
- 15時半:ガイド終了、希望者同士でティータイム。
- 16時半:最終解散。参道のお土産屋さんを覗きながら、駅へ戻る。
- 17時過ぎ:成田出発。
ツアーのこだわり
参加者さまとの交流を大切にし、寺社の雰囲気を壊さないために、少人数制を採用しております。成田山ツアーでは、一回の参加人数の上限は6名様まで。
プチツアーとはいえ、距離的なことなども考えると終日かかってしまうことから、少しだけ値段設定が高くなってしまいましたが、お許しください。
その代わり遠隔地である分、一般的な観光地や都内ほど混雑しない場所ですし、穏やかで充実した雰囲気を楽しんでいただけるかと存じます。
一方、今のところ思ったよりも多くのお申し込みをいただいており、人の出入りが増えるにつれて管理上、考えなければいけないことが増えて参りました。
当ブログのほかにも、スピリチュアルなツアーを実施している先生方は多くおられますし、見えない世界のことには考え方も色々です。
うちより他の先生のツアーの方が合うかも?という方や、この方なら別の神社の方が合うかも?という方も居られたので、今後、そのようにご案内をさせていただく場合もございます。
なるべく、参加いただいた方に心地よい時間を過ごしていただくための対応として、ご理解いただければ幸いですよ。
全国的に有名な成田のお不動様
成田山新勝寺は、全国的に有名なお不動様の霊場です。
お不動様は、倶利伽羅龍王という龍神様の化身ともされていることから、龍神様のパワースポットとしても力のある土地です。
初詣、豆まきの時期には全国から参拝者が集い、著名人も訪れることから、その様子は例年テレビなどで紹介されておりますね。
ツアー中は、房総半島の神様の歴史を紹介できたらなあ、と思っております。
成田山といえば一般的には、平将門の乱を鎮めたお寺として知られますが、実はこの地域の歴史は、これだけに留まらず、平安時代頃には京都の仁和寺の荘園になっていたといいます。
古い歴史を持つ神人の地を、一緒に散策して参りましょう。
他では聞けないお不動さんの歴史
ガイド役を務めます新田は、もともと千葉県の出身であることから、成田山新勝寺には毎年のように足を運んでおり、地元の人間としてご案内を差し上げたいと思っておりますよ。
一般に認定されている歴史ではないため、大きな声で言うこともできないのですが、実はうちの実家のご先祖様が、成田山新勝寺の落慶供養(オープニングセレモニーのようなもの)のときに、後援者を務めたと伝え聞いております。
祖先は成田不動のため、寺院を整えたといい、今でも実家の奉納した文化財が残っているほか、いくつも伝わる成田不動の伝説の中には、当家の祖先が登場する話もあるのですね。
こうしたご縁から、歴史書や公式のご由緒とは、少し違った案内もさせていただく予定でおります。
不動明王、龍神、安房里見氏、歌舞伎の成田屋さんなどに興味のある方には、特に楽しんでいただけるツアーかと存じます。
研究者の方が聞き取りに来たこともある、ちょっと珍しい歴史の話を聞きながら、お不動様とのご縁をいただきませんか。
神田明神の崇敬者の皆様へ
ところで、世間的には「神田明神の崇敬者は成田山へ行ってはいけない、成田山の崇敬者は神田明神に行ってはいけない」という噂が囁かれているようです。
これについて、私の経験から申せば、あまり気にしなくて大丈夫なように思います。
私自身は成田山新勝寺を崇敬する側の人間ですが、東京に住んでいることから、江戸の鎮守様である神田明神にも何度も参拝した経験がございます。
歴史的なことだけでいえば、戦国時代の末期より成田山信仰をしていることになりますが、特別な不運に見舞われたこともございません。
神田明神さまとのご縁を理由に参加が躊躇われる、という方がおられましたら、私としては「大丈夫」とお答えしたいとは思います。
ご自分の気持ちと相談のうえ、ご検討くださいね。
ツアーに関する私のひとりごと
成田山新勝寺でのツアーを決めたのは、この地が有名だからという理由ではありません。
今まで当ブログでは色々な寺社を紹介して参りましたが、もしも私に皆様と神仏の縁結びのお手伝いをできる場所があるとすれば、京都の他ではこの成田山新勝寺かなあ、と自分としては思ったからなんですね。
お恥ずかしながら、自分が子供の頃から参拝していたお寺さんが、まさかこんなに有名なのだとは露知らずにおりました。
なぜ、成田山かと言えば、家系的な縁を考えた場合、私にとってこちらほど仏縁の深いお寺は他にないだろう、と思ったからです。
もっとも、実家に伝わる伝承が事実であった場合の話ではありますけれども。
私自身、怪しいブログを書き続けているものの、別に霊感持ちの家系ではなく、血縁に霊的能力がある者は皆無です。
そんな中で強いていえば、我が家の古い先祖には、不思議な体験のエピソードが少しだけ残っているんですね。
いわく、戦場で死にかけたところを、成田のお不動さんに蘇生させてもらったとか、成田山の山門で仁王像に話しかけられた、など。
九十九里の方で津波による死者が多数出たときなどには、地域のために慰霊碑の建立もしていたといいますから、当時の武家として慰霊や供養に励み、新勝寺で不動信仰をしていたんだろうな、とは想像できます。
伝説を真面目に受け止めるなら、私の家系が存続しているのは成田のお不動さんに命をもらったお陰ということにもなるのですね。
先日、餓鬼に関する不思議な経験をした時も、成田山のお不動様が助けてくれたんではないか、と薄々思ってはおりました。それくらい、私にとって特別な場所だからこそ、皆様とご一緒したいなあと思ったのです。
今の時代、色々なところで寺社ツアーはやっていますし、成田山はお寺さんが受け付けてくれるボランティアガイドもございます。そちらを利用しても、楽しい時間を過ごしていただけることに変わりないとは思います。
そんな中、あえて私がツアーを企画したのには、戦国時代より続く先祖代々の思い入れや、うちでしかできない経験を用意するにはどうしたらいいか?などと、一生懸命考えた結果であるのですね。
仏教のこと、日本史の葬られた歴史のこと、色々なお話をできたら良いですね。
赤坂ツアーも開催中です
大変ご好評をいただいている赤坂ツアーについても、以下の日程で追加実施することと致しました。
- 2019年9月16日(月・祝) 13時~15時半
- 2019年10月18日(金) 13時~15時半
ツアーの詳細については、下記の案内ページをご覧くださいませ。
皆様にお会いできる日を、楽しみにしております!