神社で願い事が叶ったら絶対するべきこと
皆さま、こんばんは。
本日は神社やパワースポットめぐりで開運したい!という方のため、運気アップのコツをひとつ、紹介さしあげます。
神様にお願い事をする方法は多く紹介されているけれど、実はそれ以上に大切なポイントがあるのです。それは、願い事を叶えていただいた後、当の神社へお礼参りをすること。
私自身の経験も踏まえつつ、お話をさせていただきますよ。
▼目次
(初稿:2017年9月18日、最終更新:2019年3月10日)
祈りに応えてくれる神様
私はたびたび京都に脚を運んでおりますが、その中でも特によくお参りにうかがう神社がございます。
それは、京都でも霊験あらたかな神社として有名な、貴船神社です。
貴船神社に対しては色々な思い出も、思い入れもあるのですが、何度も足を運んでいる一番の理由は、こちらの神様にお願い事を叶えていただいたかな?という実体験があるから。
特に、私の人生の大きな夢であった、3か月間の京都滞在が実現したことへの感謝は深く、京都に行くたび繰り返し、お礼を申し上げにうかがっています。
このブログでは過去に、皆様にもご自分で神様を感じていただくため、私なりのノウハウを紹介して参りました。
私としては、誰であっても相性の良い神社と出会いさえすれば、神様とのコミュニケーションは成立する、と思っています。
そうすれば、時には願い事が叶うときもあるでしょう。
あるいは、直接的に神様とコミュニケーションはできなくとも、願いが叶うことはありえます。
もし、そんな時が来たら必要となってくるのは何か。私の考えを、お話しさせていただきますよ。
願いが叶ったらするべきこと
もし皆様も直接、神様からお声をかけていただいたり、願い事をかなえていただいたりしたら、その時に是非とも実行していただきたいのは、お礼参りです。
神様に感謝の気持ちを伝えるため、改めてお参りすることを、お礼参りというのですね。
ほとんどの方は、「○○を叶えてください」という、祈願のための参拝はするけれども、願い事が叶ったら、それで終わりにしてしまうのではないでしょうか。
御利益は歓迎のサイン
実はこれ、開運という点から考えても、本当にもったいないのです。
なぜならば、神様が願い事を叶えてくれる、直接話しかけてくれるというのは、あなたがその神社に歓迎されている何よりのサインですよね。
これは、自分と相性の良い神社を見つけられた重要な証拠なのです。
あなたのことを気に入ったから、神様が願いを叶えてくださったのに、それ以降は会いに行かないのは、自分からご縁を捨てているのも同然。
神様の気持ちもないがしろにすることになってしまい、本当にもったいない・申し訳ないことなのです。
本当のご加護はすぐに出ない
更に、お礼参りに行くべきなのは、神様へのお礼だけが理由ではありません。
初参拝でお願い事を叶えてくださったとしても、一度のお礼参りだけでは、神様の本当のご加護は受けられないと、私は思っています。
神様が本当に人間を守護してくださる場合、一度願いを叶える程度のことではないのですね。
むしろ、本当の神様の力が発揮されるのは、人間の心がきちんと神様に向くようになってからでしょう。
つまり心が神様と向き合うから、神様を意識できるようになり、また神様を感じ取れるようになるんです。
このように、神様や仏様と人間の心が共鳴することを、神仏と感応するといいます。御祈願を仕事としているお坊さんや行者さんなどは、神仏との感応を非常に大切にしておられえるそうでよ。
目指すべきは神様との縁結び
もちろん神様のもとに通うといっても、御利益を目当てにお参りしろ、と言っている訳ではありません。
頻繁にお参りするべき一番の理由は、何度もお願いをするためではなく、神様と親しみ、絆を深めるためです。
要は、営業マンと一緒です。始めに気前よく商品を買って下さるお客様がいたとして、一回買ってくれたからもうご挨拶にうかがわない、というのは変ですよね。
むしろ、よくして下さる方だからこそ、その後もきちんとフォローアップを続ける方が、よいご縁に発展していく可能性が高いでしょう。
神様との縁結びも、要領は同じなのですね。こうしていただいた神様とのご縁を、ご神縁と呼びます。
一度ご神縁をいただくと、その後は人生の色々な場面で、その神様の後押しをいただけるとされています。
これ以上の開運はありませんよね。
お礼参りに行くべき理由・願ほどき
ここまでは、願いが叶った後のお礼参りの話を申し上げて参りました。しかし願い事が叶っていなくても、神社に願掛けをしたときは、もう一度お参りをした方が良いとされます。
その目的は、やはり神様へのお礼です。ただし、願い事が叶っていない場合は、呼び方が変わり、願ほどきといいます。
願ほどきは、以前に神様に託したお願いを、一端とりやめにする作法です。
なぜ願ほどきが必要かと言えば、ネガティブな気持ちを自分の心に刻印しないため、とでも申しましょうか。
どうしても叶えたい願い事があるときほど、御祈願にも一生懸命になってしまうものですけれども、強い祈りの力はそのまま念として、自分自身を取りまいてしまう時があるのです。
叶えたい、でも叶わなかった。
そんなネガティブな思いの混ざる念を、いつまでも抱えてしまわないため、願ほどきは必要です。
ずっと祈願しているのに、なかなか叶わない方ほど、過去を清算する意味でも、お礼参りを実践していただきたく存じますよ。
神様とのお付き合いは誰にでもできる
神社は神様のお家ですから、御利益をいただけたとすれば、それは神様からのおもてなしといえます。
人間同士であっても、好意的に接してくださる方を、わざわざ無視する理由はありませんね。
このように、人間に接するような思いやりを、神様に対しても持つように心がければ、ほとんどのコツは掴んだも同然です。
この記事を読んでいる間に、自分を助けてくださったかもしれない神社が、どこかひとつでも思い浮かびましたか?
もしも答えがイエスならば、神様との縁結びの第一歩として、お礼参りに挑戦して見てはいかがでしょうか。
私は正式参拝をすることもありますが、まずは気軽に通常の参拝をすればよいかと思います。
それから、まだハッキリと助けていただいた経験がない方は、それを気にする必要はございませんよ。
そのような場合、とにかく自分が好き!と思える神社を選び、まめに足を運んでみてください。
何度もお参りすることは、神様と顔見知りになる努力と同じ。不思議な経験はしなくても、ご神縁をいただくきっかけとなるはずですよ。
以上、本日も最後までお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました!
コメントを開く (2)
ごもっとも。感謝する事に気持ちを込めて。そう思いました。
こんばんは。
神様も人も、せっかくのご縁は大切にしたいですよね。
コメントありがとうございました。