神様のことばを見分ける方法②

本日もお越しくださった皆さま、ありがとうございます。

今日は前回に引き続き、 神様のことばを見分ける方法をお送り致しますよ。

ここから先は、ひとによって得意・不得意の出てくる方法かもしれませんが、ご自分でもいろいろな神社を回って試していくうちに、どれが向いているか分かってくると思います。

まずはご自分で試してみてくださいね。

それでは本日も、よろしくお付き合いくださいませ。

▼目次

 

(初稿:2017年7月1日、最終更新:2019年2月3日)

 

夢で受け取る神様の言葉

神様のメッセージをいただくとき、もっとも自然で無理がないのは、夢で受け取る方法です。

スピリチュアルな夢のことを、伝統的には霊夢または夢告と呼んでいたそうですよ。

具体的に申しますと、神様が知人の姿などに化けて、夢に出てくるんですね。

そして人間同士のように直接、言葉を話してくださいます。

昔話を読んでいると、○○の神様が夢でお告げをくれて、という展開がよく登場するように、古くから鎮座している神様は、夢での会話がお好きなようです。

私の知っている中ですと、例えば熊野本宮大社の熊野権現は、この方法がお好きなようでした。

 

霊夢の特徴を知ろう

霊夢または夢告の場合、目の覚める間際にみるのが特徴です。

目の覚める瞬間に、バーンと門がしまるような感覚がするときもありました。

相手が本物の神様であれば、自分から「神様です。」と名乗ることはまずありませんけれども、後から振り返ってみると、それと分かるような特徴があるはずです。

例えば、私が前に見た分かりやすい例では、夢に登場した人物の背後にオーラが見えました。

しかも、そのオーラは普通の人間のものとは様子が違っていて、中に火花が散って煌めいていました。

霊視などで見る人間のオーラは、ちょうど仏像の背中に彫られた光背のような形をしています。

しかし、普通の人間であれば色の違いや光の明るさ程度の違いしかありません。

人間であればオーラに火花は散りませんから、神仏の類であることが分かりますよね。

もし、眠っていることを自覚できて、自分の言いたいことを夢の中で伝えることができれば、そのまま神様と会話していただけるときもあります。

注意点を申せば、夢であっても神仏からのメッセージの場合は、見ている人間が苦しんだり、金縛りにあったりすることは絶対にありません。

神様は、嫌がっている人間に無理やり夢や幻視を見せることはないからです。

 

自動インストールされる神様の知恵

最後は、直接答えがインストールされる場合です。

これは、一番説明が難しいかもしれません。

どういうことかというと、お目当ての神社などを訪れたその時は、特別なことはないんですね。

珍しいものが出てくることも無ければ、神様の声が聞こえることもありません。

ふつうと同じように、お参りして帰って来て、一見すると何もないと自分でも感じるんです。

ところが面白いことに、その後ふつうに生活している中で、あれ?と思うことが出て来ます。

例えば、不思議と物事を見通せる能力が付いていたり、ここぞという時にパワーが出てきたりします。

今までだったら乗り切れなかったような局面でも、本能的にどう対処すればよいか分かったり、気力が湧いたりして乗り切れてしまうことも。

あるいは、その神社や神様にまつわる知恵がついて、教わってもいないことがスラスラ出て来て驚くかもしれません。

非常に自然な形で結果が出ますから、自分では神様の助けと気が付かないこともあるでしょう。

 

霊感の有無は関係ない

見えない世界を感じるアンテナを、世間では霊感や霊能と呼びます。

その感度は人によって様々なので、中にはサイン程度の簡単なメッセージしか分からない方もおられるかもしれません。

霊感があっても、霊感とは主観の世界ですから、答え合わせをすることは容易ではないですし、結局、自分には分からないなと諦めたくなるときもあるでしょう。

それはとても正常ですから、気にしなくてもよいのですけれど、「私はどうしても神様と直接コンタクトを取ってみたい!」ということでしたら、色々な場所を回ってみるのがよいのではないかと思います。

 

神様は特別扱いをしない

私の本音を申せば、神様との対話に必要なものは人間性や霊能よりも、相性のような気が致します。

なぜなら本来、神様とは人間よりも力の強い存在ですから。

もし、神様の方が好感を持ってくださり、あなたと話してみたいと思ってくださったなら、人間の方の能力など関係なく出てくるだけの力があるはずです。

もし、神様との対話を求めて神社巡りをする場合、おすすめは10世紀以前に創建された古い神社です。自然が深いところもお勧めです。

力の強い聖地ほど、古い時代に開拓されてしまっているので、平安時代くらいまでに神社が創建されているものです。

これに加え、神様が現れてお告げをしたというご由緒が残っていれば、尚よいでしょう。

お告げを与えることに慣れている神様は、大抵は人間が好きで、どうすれば自分たちの存在に人間が気付くのかもご存知だからですね。

 

人に従わない神様

私自身、先日も目覚めの間際に不思議な声を聞きました。

「もともと、神とは人の意にならぬもの、人に従えられないものを指した。常に人の上にあるから、これを神と呼ぶ。」

そのような意味の言葉を頂いたんです。

つまり、神様は人間をしのぐ力があり、人間の言っているような資格など、本来は気にしないということなのではないかと思いますよ。

(逆にいえば、神様と名乗っているにも関わらず、こちらの意のままに従うものがいれば、疑うことも忘れないでくださいね。)

いかがでしょうか。

自分にもチャンスがあるかも?と奮起していただければ嬉しいですよ。

 

以上、ご参考になりましたら幸いです。

本日も最後までお付き合いいただいた皆さま、ありがとうございました。

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