京都で開運!仕事とお金のパワースポット
本日もお越しくださった皆さま、ありがとうございます。
今日は、仕事に関する開運をしたいという関西の読者様からのご要望を受けまして、仕事運と金運に効果のありそうな京都のパワースポットを紹介させていただきたく存じます。
▼目次
京都のお寺と神社の中から、超穴場といえるマイナーな場所も含め、パワースポット6カ所を厳選しました。
今回は、特に最近増えているインターネットやプログラミングといった通信にかかわる職種の方に、特におすすめしたい場所を選んでおります。
いずれも京都のパワースポットの中でも最強!と言いたくなるような素晴らしい場所ですよ。
よろしくお付き合いくださいませ。
(初稿:2018年5月29日、最終更新:2018年8月3日)
仕事運をあげる京都のパワースポット
①鞍馬寺
ちょっと意外に思うかもしれませんが、情報通信の分野に絞る場合、真っ先にお勧めしたいのはこちら、鞍馬です。鞍馬寺は天狗の伝説がありますが、実は天狗そのものが電波・情報通信の守護神とみなされることがあるんですね。
天狗といえば、あの羽で空を飛びまわる存在。というわけで、飛ぶもの、高速で移動するもの、風のような存在=情報・通信の守護神という解釈のようです。
実際、日本の情報通信業界のメッカ(?)ともいえる、東京の秋葉原の守護神は天狗で、秋葉原駅の構内にも天狗を祀る神社があるといいます。
こうした神様の特徴に加え、鞍馬山そのものもパワースポットとして名高い場所。熱心なご信徒さんが、今でも真摯な祈りをささげている霊山ですから、その点でも念力の後押しがある、開運パワースポットになるのではないか、というのが私の考えです。
②東寺
こちらは情報通信の分野に限らず、万人向けの仕事のパワースポットになる、と私は考えています。
日本の寺子屋の原型がここにあったともいわれるせいか、弘法大師を慕って集まって来た人々の、前向きな向上心・向学心が今でも境内に満ち溢れているので、良い影響を受けられるように思いました。
弘法大師自身が、一切衆生を救いたいという願いを託した土地でもありますから、仕事における社会貢献の意味でもお勧めしたい場所。
仕事にやりがいを見出したい、もっと勉強して職場で役に立つひとになりたい。そんな願いを後押ししてくれるパワースポットですから、仕事を通じて社会貢献できる人間を目指し、結果的に仕事がうまくいく、という流れによる開運を目指せる場所です。
東寺そのものが、京都の巨大な龍脈の下流に位置するためパワースポットとしても強いのですが、マイナス作用の少ない(低刺激な?)エネルギーが流れているので、その点でも万人向けのように思いました。
また、東寺は伏見稲荷の御旅所を持っているお寺でもありますね。
次に詳しく書きますが、伏見稲荷もいわずとしれた仕事と商売の守護神です。京都駅から徒歩で東寺に行く場合、途中にこのお旅所がありますので、一緒に参拝することで金運・商売繁盛の祈願もできるのではないでしょうか。
③伏見稲荷大社
伏見稲荷はこちらの記事でも詳細を紹介しています。
私が京都にうかがったとき、地元の方とお話しする機会があり、仕事運によい寺社はどこかとうかがったことがありました。
その方によれば、地元民の間でも特に崇敬を集めているのは、伏見稲荷大社ではないかとのこと。特に商売繁盛の祈願が多い、色んな意味で別格の神社です、とお返事をいただきました。
伏見稲荷の御眷属・白狐は稲穂の神様で、五穀豊穣をもたらすことから、豊かさの神と考えられるようになりました。仕事にかぎらず、現実社会における直接的な豊かさを祈るパワースポットとしても、人気を集めていますね。
後ろの稲荷山まで上ると、「根上がり」にあやかって株や土地の根上がり祈願のお塚、刀鍛冶ゆかりのお塚など多種多様なお願いを引き受けてくださるスポットがたくさん。
稲荷山に点在するこれらを調べるのも、また楽しいのが伏見稲荷だと思います。
(細かいお塚の情報がほしい方、私の手元にある資料でわかる範囲でしたらお答え致します。)
私の感覚では、神社との相性もありますが、御眷属が味方してくれるところでは、よいご縁や商談を実際に見つけて来てくださることが多いです。
特に伏見稲荷の場合、今でもこの御眷属様を自宅に招いてお祀りするご信徒さんもおられるなど、本当に現役の信仰の地ですから、相性さえ合えばいろいろと幸運をよんでくれる神さまかもしれません。
御眷属様は探し物などお上手なので、転職に関するお願いの場合も、こちらがお勧めです。
こちらのお狐様たちは、人懐っこくて陽気なので、戯れるような明るく開かれた気持ちでお参りするのが良いかと存じます。
④豊国神社
こちらは、組織の中で昇進したい方向けです。
特に、上司の引き立てを受けたい会社員の方にお勧めしたい場所。農民から出世を重ね、天下統一を果たした豊臣秀吉が主祭神なので、立身出世の祈願にもってこい。
また、豊国神社の境内に祀られているお稲荷さんも、現役で力のある場所と私は感じました。
お稲荷さんのご加護は伏見稲荷とだいたい一緒なので、もしお参りすることがあれば、こちらも忘れずに行ってみてはと思います。
なお、秀吉自身が生前に信仰していたという、出世稲荷神社という神社もあるのですが、こちらは現在、大原に移転しています。
時間に余裕があるようなら、東山の豊国霊廟と一緒に秀吉ゆかりの土地めぐり、というのも楽しいかもしれませんね。
番外編・京都の金運パワースポット
御金神社
こちらも、地元の方に教えていただいた神社です。名前にあやかり、金運アップの祈願に訪れる人が増えているぞうで、最近はガイドブックにも紹介されることが増えている場所です。
地元民もごひいきとのことですから、ストレートに金運アップを祈願したい方、御金神社(二条城の東~東南)にも足を運んでみてはいかがでしょうか。
北野天満宮・石灯篭の大黒様
北野天満宮といえば、学問の神様というイメージが強いのですが、実はここにも金運アップの隠れたパワースポットがあるんです。
それは、三光門の手前を横切る道沿い、門の向かって右側に並んだ石灯籠に彫られた大黒天様。
この大黒天様、大きく口を開けて笑っているような表情をしています。
噂によりますと、このお口に落ちないよう石をのせ、それから石を持ち帰ると金運をいただけると言われているそうです。
地元の方には知られているのか、私がお参りした時も、近隣住民らしきご婦人が熱心に御祈願をされているのを目撃しました。
晴明神社(立身出世)
こちらは私の個人的なお勧めスポット。
陰陽師、安倍晴明をご祭神とする神社なので、一般的には占いや天文学に携わる方を守護してくれるといわれている場所ですね。
最近は、スケートの羽生結弦選手に縁の地としても、爆発的な人気を誇っています。
私がここをお勧めする理由は、ご祭神である晴明公その人は、平安時代という階級社会の中で、実力による立身出世を遂げた叩き上げの成功者だからです。
今でこそ自称・陰陽師という霊能者まで登場するくらい、陰陽師という存在は人気があるものの、もっと古い時代まで遡りますと、彼らにも差別をされていた時代があったんですね。
もともと陰陽師とは、呪術を生業とする浪人のような立場にあった人々。
それが国家レベルの要職にまで押し上げられた事実を考えるとき、晴明公の実力を天皇家が認めたことの意義は、大きいように思います。
特に頭脳労働に携わる方、教授職や官公庁への就職を希望する方、晴明公の立身出世にあやかってみてはいかがでしょうか。
京都旅行に役立つお勧め書籍
最後に、京都旅行を予定している方に、お勧めの情報を紹介さしあげます。
京都のご利益めぐりをしたい方にお勧めなのが、こちらのような寺社ガイド。
ふつうのガイドブックでは省略されがちな、寺社の得意なお願い事を徹底的に紹介してくださっています。
霊験あらたかな寺社にお参りをしたら、ぜひお守りも受けたいですね。
京都には、長い歴史の中で生まれた独特のお守りがたくさん存在します。
お土産としても喜んでいただけるような、素敵なお守りを事前にチェックしてみてはいかがでしょうか。
ガイドブックは電子書籍が便利
一般的な旅行ガイドブックを購入予定の方、持ち運びには電子書籍が便利です。
るるぶ、まっぷるのような定番のガイドブックも電子化されています。
アマゾンのkindle unlimitedという電子書籍の読み放題サービスを利用すると、最新の京都のガイドブックが無料で手に入りますので、紹介しておきますね。
以上、京都の仕事・金運祈願にお勧めのスポットを紹介させていただきました。京都民の皆さま、これが足りない!というご意見ございましたら、どんどんご指摘くださいませ(笑)
それでは本日も最後までお付き合いくださった皆様、ありがとうございました!
注意※
最近、京都(特に伏見稲荷)は観光客が増えています。特にゆっくりお参りしたい場所がある場合、どこであっても朝一番に行くのがお勧めです。