龍神様に教わる願い事の祈り方

皆様、こんばんは。このところ、更新が滞ってしまい失礼いたしました。

いつも通りの体調不良と、ちょっと考え事をしておりました。

ツアー関係のお問い合わせをくださっている皆様、お時間いただいておりますが、お許しいただければ幸いです。

▼目次

 

(初稿:2019年9月29日)

 

記事内容を見直しています

お陰さまで、有料記事の執筆を始めたり、ツアーのご要望もいただけたりするようになりました。改めて、ありがとうございます。

その一方で、ブログから始まった色々な活動が、皆様と神仏にとって、どれくらい役に立っているかと見直すようにもなりました。

というのも、見えないものの話をするだけなら簡単なんですけれど、その結果、かえって人の心を惑わせてもいけません。

スピリチュアルな話をする人=全員いんちきといわれても現代では仕方ないのですが、神様と直接、顔を合わせている以上、人間以上に彼らに対する緊張感も感じることも、私自身は多いのです。

相手の顔をみながら仕事しているようなものだから、反応が気になる部分もあるんですね。

私の言葉を信じてくださった方がたの言動が、現実の神社仏閣や方々の神仏の意に沿わないものになるのも、という気兼ねがございました。

 

神仏への誤解を生まないために

○○神社の神様はこういう方です、という紹介だけですと、やはり誤解を生みがちです。

神仏の力についても説明するほど、皮肉なことに本質と離れてしまうのかもしれないなあ、という葛藤も生まれました。

というのも、神仏の力について語るほどに、どこかで欲念を煽る結果になることは避けがたい。

そうすると、かえって神仏と人間の距離を離してしまうんじゃないのか、と自問自答したくなりました。

自分には何もできないんだな、と思い知るばかりで、今までのような文章の書き方でいいのか、と思うと筆が進まないんですね。

神様は確かにいますし、人間の願いに応えてくれることもあります。でも、忘れてはいけないことは、神様は人間のためだけに居るのでもない、ということだと思います。

小銭を入れると願望が叶う、そんな自動販売機のようなものではない。我々とは姿の異なる、意思を持つ命。

そういう存在に、精一杯の思いやりを持って接することができているかな、と自分を振り返ると、何もできていないなと我ながら思います。

愚痴めいたことを申しましたが、こうした葛藤のなかで、私なりに軌道修正をするべく新しい試みをしております。

具体的には、読者の皆さまにが、自分の人生に活かせそうな言葉を、今までよりも多めに紹介してみることにしました。

いずれも、私自身が何事かの折にもらったものですけれど、神仏のメッセージというのは、世の色々な場面に応用できる、と私は感じています。

これが真実とも申しませんが、皆様が人生を考えるきっかけや、苦難を乗り越えるヒントになれば幸いですよ。

 

龍神様に聞くお祈りのコツ

今回、早速とりあげたいのは、一般的にも知られる次の言葉です。

「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」

叱咤激励の定番フレーズではありますが、先日、貴船に参拝したらこの言葉が聞こえて来ました。

と思ったらその後、神社様の公式SNSにも引用されていたので、聞き間違いではなかったのだと思い、取り上げることにしました。

強い意志を持つことの大切さを教える言葉とされ、どんな苦難に対しても信念失わずにがんばろう、という意味で使われるのが通例となっておりますね。

でも、うちで紹介させていただく解説は、ふつうの意味とはもちろん別です。単なることわざではなく、神様のひとりごとしてお話して参りましょう。

当然、神社様とは何の関係もなく、私個人の勝手な説明なので、その点はご承知おきくださいませ。

 

龍神様のアドバイス

為せば成る。

神様の流儀でこの言葉を説明しますと、「願いを叶えたいと思うのなら、汝みずからが最初の一歩を踏み出せ」という助言であったようです。

貴船神社の龍神様のもとには、昔から多くの人が、願掛けに参拝しています。

たくさんの人間たちを見守るなかで、神様自身から強いてアドバイスするなら、「まずは人間自身が事を成せ」と仰いたいらしいのですね。

これは私もよく言われることなのですが、龍から見ると、人間はまったく別の種族。

人間の世界に直接的に介入するようなことは、ちゃんとした神様であればこそ、なさいません。

汝ら人間は人間の世界で生きよ、とよく仰っています。

これは立場を変えてみると分かりますが、例えば人間が、縄張り争いをしている2匹のサンショウウオに出くわしたとします。

サンショウウオAが気にいったからといって、人間の武器でサンショウウオBを攻撃することは、道理に合わないですよね。

でも、人間であればこそ、こういう反則に近い援助を神様に期待してしまう、心の弱さもあるものだと思います。

でも、神様の視点からみると、これは決して力添えをしやすい願い方ではないのでしょう。

サンショウウオにはサンショウウオの世界があるように、人間は人間の世界がある。

だから、その舞台にのったままで、人間らしい方法で頑張ろうとしたときに、やっと神様も力を発揮できる。

だから、どんな願い事であっても、最初のアクションは自分で起こしてみなさい。

後ろから追い風を起こしてあげることならできるから。

と、そんな意味が込められているのが、神様流の「為せば成る」の真意であるそうですよ。

 

一番のコツは特別に考えすぎないこと

なお、こちらの記事で分かりますように、神様の心というのは、霊能者のような特殊能力がない人間でも、十分にくみ取れるものだと私は思っています。

神社仏閣に参拝する時は、心を素直にして、明るく前向きな志を持とう、と考えるだけで良いのではないでしょうか。

参拝中あるいは参拝の後に得る、一見ささやかな思いつきひらめきこそが、実は神様からのメッセージであった、ということは意外に多いのではないかと思いますよ。

以上、神様から教えていただいた願い事を叶えるためのヒントになりそうな言葉を紹介致しました。

神様と人間の心が行き違いにしないため、御祈願の時の心の持ち方として、お役に立てば幸いですよ。

 

本日も最後までお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました!

コメントを残す