【不思議な日記】靖國神社が語る英霊の夢
皆様、こんばんは。
今日は久しぶりに、都内の神社を紹介差しあげたく存じます。その場所とは、靖国神社。
もうずっと前から取り上げたい内容はあったのですけれど、思想的にデリケートな場所柄であるため、一般公開できる記事にはならないかなあ、と文章にしないままで来てしまいました。
神社に問題がある訳ではありませんが、社会的な意味で扱いの難しい場所ということで、一般には非公開とすること、ご理解いただけますと幸いです。
とはいえ実は私にとって、是非とも記事にしなければいけないと気持ちを駆り立てる場所でもありました。おどろおどろしい内容は一切ありませんが、伝えなければいけないメッセージが最も多い神様かもしれません。
人間から神様になるとは、どんなことか?ご興味をお持ち頂ける皆様は、まず目次をご覧くださいませ。
いつもながら、私自身の神社行脚の経験からの体験談と考察ですから、これが真理であるとは申しません。その点、ご承知おきいただければ幸いです。
▼目次
- 靖國神社はどんな神社?
- 靖國神社のアクセス情報
- 神あがりする人間たちの魂
- 生前の意思を貫く英霊たち
- 英霊たちの哀歌が響く
- 魂と龍蛇信仰のつながり
- 英霊たちのひとりごと
- 生者に残された責任は
- 最後のおまけ
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(初稿:2020年1月23日)
靖國神社はどんな神社?
靖國神社は、全国に鎮座する護国神社の総本社。明治維新の後、戦争で亡くなられた方の魂を祀る神社です。
昔は、東京招魂社と呼ばれていました。つまり、靖國神社の神様は人間の魂なのですね。現在、神様になった人の数は、246万6千人以上といわれています。
軍人さんに限らず、日本国のために亡くなられた方を、幅広く慰めるための神社とされています。靖國神社に行くと耳にする「おみたま」というのが故人の魂であり、ご祭神でもある訳です。
靖國神社では、7月になると「みたままつり」という神事が行われますが、これなどは神道スタイルのお盆といっても良いのかもしれません。
(現在、日本のお盆は旧暦7月=8月で行う地域と、新暦7月に行う地域に分かれています。)
ちなみに2020年(令和2年)は、ちょうど創建150周年になるそうですよ。
靖國神社のアクセス情報
靖國神社の最寄り駅は、JR・地下鉄の各線「九段下」駅から徒歩5~10分程度。あるいは、飯田橋駅からでも歩いて10分程度。
飯田橋駅方面からアクセスする場合、一緒に東京大神宮へお参りをしても良いかもしれません。
神あがりする人間たちの魂
人間が神様になるとは、どんなことなんだろう?常々、神社は土地のパワーを活かす装置であると捉えて来た私にとって、神様の原動力は自然そのものでした。
でも、天神さまのように人間を神さまとして祀る場合、神様の原動力は必ずしも自然ではない様子。
それでも人を呼べる神社、特殊な能力に秀でた神社は実在していることを考えると、他に何かカラクリがあるのではないか、という疑問をずっと抱いていたんです。
こんな私の疑問に、最初の大きなヒント与えてくれたのは、出雲大社での不思議な経験でした。
以前に詳しく書きましたので、概要だけをおさらいしますと、私は出雲大社を訪れたとき、ごく古い人間の魂が神あがりした土地ではないか、と感じました。
その理由は、杵築社や博物館のあたりに古墳の跡地にありがちな独特の雰囲気があること、出雲大社の敷地の奥に無数の人の気配が生きていること、などでした。
特に素鵞神社の周辺には、未だでも祭祀の準備をしている女性たちの存在が感じられました。女性らは体には布を巻き、首飾りや耳飾りをつけた女性たちが、何人かのグループでかがみ、お祭りに向けて手作業をしているよう。
きっと、素鵞神社を崇敬していた古代人が、出雲大社のことも守護しているのでしょう。
素鵞の神様とともに過ごした「楽しさの記憶」、それをもつ古い魂たちは、自分たちもまた、ご神域を守る神様になっているのではないか、と思いました。
出雲から遠く離れた東京にも実は、無数の人間が神あがりしたと思われる神社があります。
そう、靖國神社です。
靖國神社の神様は「英霊」、つまり戦争のとき、日本国のために命を捧げた方々の魂である、といわれていますよね。
靖國神社には、本当にたくさん神様になった魂がおられるためか、ご本殿の前まで行かなくても、比較的ハッキリと神様の存在を感じることができます。
そして、私が参拝した感想としては、ビックリするくらい若い方が多く祀られている場所でした。
不思議なことに、拝殿前にいる時よりも、休憩所でくつろいでいる時のほうが、英霊の想いを感じ取りやすかったのですが、これは私自身もリラックスしやすかったせいかもしれません。
生前の意思を貫く英霊たち
ところで、靖國神社の他にも英霊だろうか?という姿の守護者を感じる場所があります。それは、明治神宮です。
でも、明治神宮と靖國神社では、異なるタイプの魂が神様になっている、というのが私の印象です。
簡単にいうと、明治神宮を守護する英霊の場合、軍人さんのなかでも身分の高い方のように見えるんですね。明治神宮の場合、守り人の姿は警察官のような、つばのある帽子とブーツ姿で、規律正しく整列しています。
本当に生前から、明治天皇の近衛兵を務めていた英霊たちが、死後も忠誠心でお仕えしている、という風情でした。
英霊を祀る神社のなかでも明治神宮の場合は、ご祭神である明治天皇を神様の中心にして、守護者にまとまりがある印象なのです。
一方、ずっと素朴に感じられるのが、靖國神社で見かける英霊の皆様です。
私にとっての靖國神社は、山型帽子の素朴な青年や、高校生くらいの女工さんなど、まるで近所の人のように気取らない英霊たちが、身分の区別なく安らいでいる場所に思えました。
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