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憑依体質の人が知っておくべきこと

憑依体質の人が知っておくべきこと

皆様、こんばんは。今回は憑依体質または霊媒体質といわれる特異体質について、私の個人的な経験からお話してみたく存じますよ。

自分は憑依体質かも?と感じたことのある皆さま、よろしくお付き合いくださいませ。

 

▼目次

(初稿:2017年7月16日、最終更新:2019年6月13日)

 

憑依体質とは?

憑依体質または霊媒体質というのは、色々なもの、特に神霊が寄ってきやすい体質を指すことが一般的です。

いわゆる霊感がある人のように不思議な体験をしている方も多いのですが、単に見た・聞いたという経験のみならず、心や体の状態の変化を経験するのが特徴です。

憑依体質の人は、ふつうよりもスピリチュアルなアンテナが敏感で、よくいえば神仏、霊魂、他人の念、自然のエネルギーなどを感じ取る能力が高いのですね。

一方で、本来であれば自分と関係ないはずの色々なものを感じてしまい、それが原因で心身の疲労を感じる、感情の起伏が激しくなるなど、不便さを感じる人もおられるようです。

【参考記事】霊媒体質を改善する方法

 

憑依体質と霊媒体質の違い

憑依体質と霊媒体質という言葉は、ほとんど同じ意味で用いられるのが一般化しております。強いていえば、憑依体質の人は吸い取り型、霊媒体質の人は共鳴型とでも私としては申したいところです。

なぜなら憑依という言葉はもともと、神霊が向こうから降りて来ることを指します。一方で、霊媒になるというのは、降霊(神様や亡き人を地上に降ろすこと。いわゆる口寄せ。)のときに、自分の身体や意識を神霊に貸す意味でも使われますよね。

こう考えますと、憑依体質と霊媒体質の違いは、無意識に拾いやすいか否かの違いなのかもしれません。憑依体質を意識的に扱えるようになると霊媒体質になるのかな、と私は思っています。

また、形式的なことから憑依体質と霊媒体質の違いをいえば、憑依体質の人の場合、自分の内側に色々なエネルギーを容易に引き込んでしまう気がします。神仏、霊魂にとどまらず、他人の念なども絶えず入って来る状態は、スポンジが水を吸うようなものかもしれません。

もちろん、霊媒体質も外部のエネルギーを拾いやすい点は同じだと思いますが、霊媒になる場合、必ずしも自分の中に相手をいれる必要はなく、見えないものとの間に回線を敷いて、通訳者となる方法もある点が違いではないでしょうか。

 

憑依体質のメリット

一般的に、憑依体質はネガティブなことと思われがちですね。

私なりに思う、憑依体質のよいところを挙げれば、「良いものも寄ってくること」に尽きると思います。簡単にいうと、助けを差し伸べてもらいやすい体質ということです。

憑依体質といえば、霊に追いかけまわされているようなイメージを持つ方も多いと思いますけれども、本当に憑依体質(あるいは霊媒体質)の方でしたら、霊にかぎらず人間や動物なども寄って来るはずです。つまり、肉体の有る無しに関係なく、生き物が集まってくるような雰囲気を持っているのですね。

ですから憑依体質であれば、見知らぬ土地で道に迷っても、近くに立っていた人に「どうしたの?」声をかけてもらえる確率は高いことでしょう。

あるいは神社に参拝しても、神職さんや事務員さんと立ち話が始まってトリビアを教えてもらえるとか、公園などで犬やネコがなついくることも、憑依体質の人には良くあることではないかと存じます。

更に一番楽しいのは、なんといっても神様とそのご眷属のように、良いものに気にかけてもらえるチャンスに恵まれること。憑依体質の人に向いている仕事をあげれば、代表は巫女さんやシャーマンのように、体に神霊を降ろす職業になるでしょう。

現代では霊からの憑依ばかりが語られがちですけれど、古代の日本では憑依といえば神がかりを指し、憑依=神様のお相手を連想する方が一般的だった時代もあるんですよ。

神様がかかりやすいのが憑依体質なら、それは神様から見ても近寄りやすいタイプである、といえそうです。ごくごく簡単に申しますと憑依体質とは、肉体の有るもの・無いものに関係なく、あらゆる存在にとって究極に話しかけやすい人をいうのではないでしょうか。

 

憑依体質の人が気を付けるべきこと

霊媒体質の人の多くが、回線を切ればもとの状態に戻るのに対して、憑依体質の人の場合、憑依を経験した後にまでエネルギー的な影響が残ってしまうことが多いようです。

例えば明るく元気な人に囲まれて、楽しい時間を過ごした後ならばご機嫌で過ごせますが、ぎすぎすした人間関係に曝されたりすれば、普通の人よりも疲れを感じやすいかもしれません。

肉体に影響が出れば、頭痛、肩こり、首の緊張、視力の低下を感じたり、精神に影響が出れば、特別に理由もなく不安や悲しみを感じたりすることもあります。

自分は外からの影響を受けやすいと自覚するほどなら、なるべくネガティブなものを拾いやすいところに行かない方が良いかもしれません。

具体的には、繁華街、人混み、満員電車、飲み屋街などに行く回数を減らすのがお勧めです。また、こうした場所から帰った後に自分を浄化する習慣を持つのも良いかもしれませんね。

 

憑依体質を活かす方法

何かが集まってくるのが憑依体質の特性だと考えてみると、憑依体質を活かすこともできるのではないでしょうか。

例えば、客商売、人気商売は人が寄ってこなければ成り立ちませんし、会社員をしていてもリーダーや責任者は、部下がついて来ないようなら成績はあがりません。

小さくても繁盛する飲食店などは、憑依体質の店長さんが接客も担当しているなど、憑依体質のメリットを上手に活かしておられることも多くあります。

憑依体質も霊媒体質も、他人の心を無意識にキャッチする能力に長けていますから、赤ちゃんや動物のように、言葉で自己表現のできないものの相手をすることも、人一倍上手にできるはずです。

 

自分でできる憑依体質への対策

このように憑依体質であること自体は、本来は問題ではないのでしょう。憑依体質を活かせていない、あるいは憑依体質のため自分に出てくる影響に対して、上手に付き合うことができなければ、そこで始めて問題が出て来るのだと思います。

特に自分でコントロールのできない、無意識に相手と同調しやすい憑依体質の方は、知らず知らずのうちに影響を受けてしまわないよう、早い段階で自分をリセットするようにしましょう。

簡単な方法では、お風呂や運動で汗をかいたり、塩を溶かしたお風呂に入ったりすることで、自己浄化する習慣を持つと良いといわれていますよ。

 

市販の浄化アイテム

最後に、浄化といわれても方法が思いつかない・・・という方のために、市販されている人気の浄化アイテムを紹介致します。

心身の浄化の場合、私のお勧めは半身浴。バスソルト(海塩なら尚よし)をいれると、発汗促進と浄化の2つを一緒にかなえられます。

接客業などで、自宅やオフィスに人が出入りする環境の方は、お部屋用を浄化してくれるアイテムを使っても良いですね。こちらは、気になる部屋に置くことで、水晶さざれが空間を浄化してくれるもの。

こちらのディフューザー型の浄化アイテムなどは、見た目も美しいのでインテリアとして楽しめますよ。

 

憑依体質の特徴である、人を集める力、他人の気持ちが分かる力は、本来、みんなの憧れとなる要素ですね。ご自分が憑依体質かなと思う方も、体質を上手に活かし、充実した毎日を送っていただければと思いますよ。

それでは、本日も最後までお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました!

カテゴリー: 開運のヒント

コメントを開く (1)

  • ありがとうございました。ポルターガイストを起こすのでどうしていいか解らず、最近ふとバスソルトをやり始めたら同じ事が書いてあったのでめちゃくちゃ嬉しかったです。助かりました。ありがとう。